【英語習得を目指すビジネスマン向け】キクタンを使った効率的な英単語学習法

キクタンは「聞いて覚える」をコンセプトとした、アルク学参が出版している英単語・熟語学習教材です。

付属の音声データを活用した目と耳と口を使う英語学習ができるので、ただ暗記するよりも効率的に英語学習ができます。

特に第二言語習得において不利と言われる大人は、耳と口も最大限使った英語学習をなるべく実践していきたいところですよね。

今回はキクタン使用経験のある筆者が、英語習得を目指す社会人向けに、キクタンの使い方やのオススメのキクタンシリーズを紹介をしていきます。

キクタン最大の特徴!「チャンツ」による英単語学習

キクタン最大の特徴は「チャンツ」という英語を一定のリズムや歌に乗せて身につける方法を取り入れていることです。

チャンツは児童向け教材として活用されることが多いのですが、耳にその音を残すことで、目で見て暗記するよりも身につきやすいことから、中高生や大人の英語学習者にもオススメです。

洋楽の歌詞は頭に残りやすいという経験が皆さんにもあるのではないでしょうか?

キクタンはこれと同じような原理で英単語を学習できるため、効率的な学習ができるのです。

音声データはアルクの公式サイトから無料でダウンロードできるので、スマホがあればどこでもキクタンを使った英語学習ができるというのが忙しい社会人には嬉しいですね。

ダウンロードセンター:アルク https://www.alc.co.jp/dl/list/

特徴①自分の学習目的に合わせたキクタンシリーズを選ぶこともできる

キクタンは英語レベル別、TOIECなどの試験対策用、熟語学習用など様々なジャンル別に出版されているので、自分の学習目的に合わせて選ぶことができます。

目標・目的も無く暗記することほど身につきづらいことはありません。自分が英語を使って何をしたいのか明確にイメージできているかが英語学習では大事です。

「なんとなく英語を話せるようになりたい→とりあえず本屋に並んでいる英単語本を買う」
「会社の昇給試験のためTOIECの点数を上げたい→TOIEC対策ができる英単語本を買う」

この2つのケースでも英語が身につくスピードは格段に違うことが想像できるかと思います。

キクタンを使用する際は、自分の英語を使う目的から逆算して、自分に合ったものを選びましょう。

特徴②キクタンに収録されている英単語は大人でも使えるのか?

キクタンは、中高生の受験対策として使われることが多く、ビジネスマンの英語学習には向かないといった事が言われています。

しかし英語を学習において、受験向けと社会人の英語学習向けで内容やレベルが異なるといった事は無いと筆者は思います。

筆者は大学受験対策用としてキクタンを使用しましたが、10年経った現在でも、英語の勉強をする際はキクタンを使用しています。

その際キクタンに収録されている英単語が”日常では全く使えない英単語ばかり”だと感じたことはありません。

試験に使われる英単語も日常で使う英単語も基本的な動詞や形容詞は同じです。

もちろん英語習熟度によって異なるため、例えば、
「日常英会話は問題ないから専門的な英語を学習したい」
などであれば、受験対策用ではなくその分野に精通している英単語本を使うべきです。

しかし一般的なレベルならキクタンに収録されている英単語でも充分だと筆者は考えます。
キクタンで目と耳と口を使えば大人でも効率的な英語学習ができる事でしょう。

【社会人の英語学習者にオススメ】キクタンリーディング

キクタンシリーズの中でオススメは、英単語習得と長文読解に適したキクタンリーディングです。

キクタンリーディング2000キクタンリーディング4000キクタンリーディング6000キクタンリーディング12000
420語720語720語720語
TOEIC:200点〜TOEIC:350~600点TOEIC:470~800点TOEIC:785点〜
アルク公式サイト

それぞれ2000、4000、6000、12000とレベル分けされており、英単語だけでなく、各章に学習した単語を盛り込んだセンテンスが記載されているため、

  • センテンスによる英単語の復習
  • 文法理解
  • センテンスのリスニングと音読

といった学習がまとめてできます。

またセンテンスにはビジネスや環境、時事問題など社会人なら理解しておきたいテーマで書かれていることもおすすめポイントですね。

2000、4000、6000、12000というのは収録されている単語数ではなく、基礎となる2000語レベル、基礎の次に必要な単語を加えた4000語レベル、6000語レベルといった様にレベルを表しています。

筆者はどれも使ってみましたが、12000は専門的な単語も頻出してくるため、日常英会話身につけたいのであれば6000までを網羅できれば問題ありません。

ではキクタンリーディングのおすすめポイントをもう少し詳しくみていきましょう。

オススメの理由①センテンスによる英単語の復習

キクタンリーディングには英単語の後に英単語を使ったセンテンスが記載されているため、
暗記→文の中での使い方
といった順序ですぐに単語を復習することができます。

※センテンス…単文のこと。完結した1つの文章。

センテンスには日本語訳も付いているので、文の中でどのような使われかたなのか印象付けながら英単語を覚えることができるのです。

英語習得において”英単語を覚えること”はかなり大きな割合を占めています。発音や文法が完璧でも単語を知らなければ話すことはできません。

反対に頭の中に単語さえあれば、例え片言でも英語話者と意思疎通することができるため、会話をしていく中で文法や使い方を覚えていくことができます。

例えば最短で英語習得するためには外国人の友人を創る事だと言われますが、これは英語を使う機会を増やすことで覚えた英語を忘れないという理由があります。

この時、発音や表現がわからなくとも英単語さえ知っていれば使い方や文法は会話の中で身に付いていくのです。これは筆者も実感しています。

こうした英語を使う機会が訪れた際に英語学習できるためにも、日頃から英単語をしっかり身につけていきたいですね。

オススメの理由②文法も同時に学べる

キクタンリーディングのセンテンスには日本語訳が付いているため、センテンスの意味も理解することで同時に文法の学習もできます。

それも欧米の文学のような難しい文法ではなく、inやat、byなど日常でも使う助詞を学習することができるので、キクタンリーディング1つでかなり内容の濃い学習ができます。

難関大学の試験に出てくるような難しい助詞は英語を第二言語とする人にとって優先順位はかなり低いです。

しかしin、at、byなどは日常英会話で使うことが多く、また英語学習の際に躓くポイントでもあるので、同時に身につけることができるキクタンリーディングはかなりオススメですね。

オススメの理由③センテンスのリスニングと音読

キクタンリーディングではセンテンスを読み上げてくれる音声データも付属しているので、正しい発音の理解と、音声データを真似て口で発するという学習が可能です。

ネイティブのような発音は、学校などの口頭試験でも無い限り特別気にする必要は無いでしょう。

しかし音を正確に理解せず曖昧にしたまま、綴を丸暗記するのでは英単語を確実に覚えることはできません。

正確な発音の理解は、音を脳に残して印象づけることで英単語を覚える、まさに耳も使った英単語学習方法です。
また実際に口に出して発音することで二度印象づけることもできます。

数字の羅列を暗記するよりも、なにかの法則制を見つけて暗記するほうが簡単ですよね。

音声データは無料でダウンロードできるので、スマホに保存して朝の通勤時などに聞いてみると良いでしょう。
ダウンロードセンター:アルク https://www.alc.co.jp/dl/list/

英単語が素早く身につくキクタンの使い方

では実際にキクタンリーディングを使った一般的な学習方法を解説していきます。これは筆者がキクタンリーディング使って大学受験勉強の際に使用した勉強方法です。

  1. 音声データを聞きながら英単語を読む
  2. 英単語の暗記
  3. 音声データを聞きながらセンテンスを読む
  4. センテンスの日本語訳を見ながら、その章で覚えた英単語を復習

①音声データを聞きながら英単語を読む

まずは正しい発音を聞きながら英単語を音読していきます。

この際、英単語の下に記載されている発音記号を見ながら聞いていきましょう。
発音記号に注目すると、同じ綴の英語でも発音記号の違いに気づく事ができるので、より印象づけて英単語を覚えることができます。

②英単語の暗記

次に英単語の暗記をしていきます。

一般的に英単語を覚える場合、このステップから始まりますが、先に音声データを聞いておくと暗記がしやすくなります。

暗記のやり方は自分に合った方法で問題ありませんが、やり方がわからない方は、
”日本語を隠して「英語→日本語」英単語を隠して「日本語→英語」で答えられるように暗記する”
というやり方で問題ありません。

英語を答える際には①で覚えた発音も意識しましょう。

③音声データを聞きながらセンテンスを読む

英単語の暗記が一通りできたら、次のページにあるセンテンスを、
1回目は音声データを聞きながら目で追いかけていき、
2回目は実際に発音していきます。

読み上げる速度についていけない場合は、目で追いかけるだけで問題ありません。ここで大事なのは英単語を復習することですからね。

暗記した英単語がどのような使われ方をしているか意識することが大事です。

④センテンスの日本語訳を見ながら、その章で覚えた英単語を復習

最後にセンテンスの日本語訳を見ながら、各章で覚える英単語を「日本語→英語」で答えられるまで復習していきます。②で行った英単語の暗記をセンテンスの中で行うというイメージです。

キクタンは学習する英単語が赤字となっているので、赤い下敷きなどで隠しながら復習していく事ができます。
センテンスにはもちろん他の英単語もありますが、これを暗記する必要はありません。

その他の英単語も覚えようとして混乱してしまい、結局何も覚えられないなんてことにもなりますからね。
継続して学習していけばセンテンスの中で同じ英単語に出会うこともあり、これが復習にもなるので、各章で覚える英単語に集中すること、継続して勉強することを大事にしていきましょう。

キクタンについてまとめ

今回は英語習得を目指す社会人向けにキクタンの詳細やキクタンリーディングの使い方についてお話していきました。

英語習得では、どれだけ繰り返し英語に触れることができるかが重要です。

この点、音声とセンテンスを組み込んだキクタンリーディングなら、ただの暗記よりも習慣化しやすく、身につきやすいと言えるでしょう。

また机で本を開いて何かを書くということもなく、スキマ時間で英語学習できるので、効率的な英単語習得がしたいという方は、是非ともキクタンリーディングを最大限活用していってください。

ABOUTこの記事をかいた人

Webマーケティングの会社で働きながらプライベートで英語の勉強も行う。”「英語×〇〇」が自分の幅を広げる”をモットーに、第二言語としての英語習得を目指す。大学センター試験の英語で187点を取った経験を元に英語の勉強方法や教材の使い方を発信。 趣味:野球、筋トレ、旅行、映画鑑賞